COWBELL
2003年神戸まつりヨットレース

悪徳税理士のレースレポート

<神戸まつりヨットレース>

さあ、年に一度の神戸祭りレースだ。昨年は惜しくも2位、今年こそ優勝して死ぬほどカップをもらうぞ〜!と気合を入れたいところだが、レース委員長は慣れない運営疲れでくたくたである。

朝一にはそこそこあった風もスタート時にはほとんど無風。それでもロングレースゆえにクルーザーU・Vクラスは定刻930にスタート。西の潮がそこそこあり、リコールするとまず戻ってこれない。優勝常連のビーハイムは気合が入りすぎのリコール解消不能で無念のリタイアの様子。

前のクラスがスタートした後エンジンぶん回して潮をチェックしにコース内のブイを見学に行く。西潮は相変わらず早そうである。この時点では沖か岸かは決めかねるなぁ・・・

コミッティーボートは昨年の覇者「イズモ」、見ると既にK谷さんがビールを片手にうれしそうではないか。K谷さん曰く「スタートさせてもうたらこっちのもんや!」、クラスTはまだスタートしてへんっちゅうねん!!

さて、いよいよクラスTのスタート。カウベルは超微風の中、わずかなフレッシュウインドを取るため風上(と思われる)のアウターマーク1番を狙う、ただし潮がきついことと、ダイドーカップのロングレーススタートであわやコミッティーボートに“でん”の教訓を生かして、少し控えめにアプローチしたため、さらに風上に元カウベルのサスケ、ソンゴクウなど数艇を入れてしまった。案の定、少しかぶされるが、徐々に風上艇の影響を受けない場所まで抜け出す。相変わらず風はべたべたで平松隊長の代理でなれないジブトリムを馬場ヘルムスマンに注意されまくり。長年のスピントリムのくせで若干の裏風入れながらトリムをしていた。ジブはスピンみたいにユルユルトリムより少し当て気味のイメージなのね・・勉強になりました。そういえば今話題のO艇に舵杯で乗せていただいた時、寺山センセイもスピンも少し当て気味と指導しておられたな〜。ユルユルトリムで艇がゆれるよりはその方が良いのかもしれません。ライトジェノアが欲しくなっちゃいました・・

スタート直後からヘルムス馬場・悪徳トリマー・新黒崎八兵衛・そして久々の釈放を謳歌するメントリ町奉行を残して全員ダンビロ。皆様暑い中ご苦労様です。でもカウベルはダンビロすると見事にピッチングが止まるのよね。これも重要なクルーワークだと思います。ダンビロと言えばダイドーカップで毛ガニがダンビロしながら安全備品のAMラジオで「阪神―横浜」を観戦していた事を思い出す。

岸の潮が良いのか、岸側のルパン・オンディーナ・スイングベルが徐々に伸びだした。あせる〜。

風が次第に安定してきた。カウベルはブローが続いている事を確認し、岸よりのコースを取る事と決断した。途中ルパンと数回のタッキングマッチ。ルパンさん、お祭りレースゆえに抑え込みタックをする気はなかったのよ。偶然・偶然。

その後ルパンはカウベルの抑え気味タックを嫌ったのか沖を目指す。カウベルは相変わらず岸作戦。オンディーナはその中間コースをとる。しかし結果的に沖・岸共にそんなに優劣はなかったようだ。

第1マーク(コース図では第3マークと称してある)にアプローチする時、オンディーナはマークを見失ったのか??マークを見過ごしてどんどん西へ、結果的に10艇身ぐらいはオーバーセール。ラッキーラッキー、随分リードされていたのを取り返しながら2番手回航。ムラムラ&浮きのご学友コンビのスーパーストロークであっという間にスピンアップ。クラスUのシーミュー、そしてルパンと続く。

GPSでは次のマークは80度とでているがまたもやオンディーナは50度ぐらい余分に南にコースを取る。こちらもヤフーオークションで安値で落札したGPSにいまいち自信が持てず、オンディーナを気にしながらカウベルもすこし(かなり)南よりにコースを取る。ルパンはほぼ80度方向に向けている。さあどちらを信用するかと少し悩む。シーミューがジャイブしたのを見て、やはりGPSを信用したほうがよかったと後悔しながらカウベルも即ジャイブ。スピンも一切崩れずグッドジャイブである。最近は御曹司のバウワークも自分のものになりつつあるねぇ。幸いルパンにもまだ抜かれていない。ここで全艇のトップに立つ!

やがて正面に見えてきたマークの横にS旗を揚げたもう既に出来上がっているであろうK谷さん率いるコミッティーボートがみえる。コース短縮だ!もうすぐフィニッシュだ!ファーストホームだ!とデッキ上盛り上がり、必死にトリムをする。トップでマーク通過、しかしホーンがならない。まさかリコールではないでしょうね。おっと、皆さんよく見てください。S旗の下にクラスU・V旗が揚がっているではないですか!クラスTはコース短縮なしですよ。気を取り直してフィニッシュマークに向かう。あ〜あ、スピン降ろさなくて良かった。

最終レグ、安定した風の中、スピンでリーチングのスピード競争。軽量でボートスピードに勝るルパン・オンディーナがどんどん近づいてくる。ランニングスピンしか持っていないカウベルも限界ギリギリでトリム。若干ブランケットを感じながらも何とか逃げ切り、見事ファーストフィニッシュ。I藤さんの口ホーンが高らかに鳴り響く。おそらく後続艇に食われちゃったでしょうが、1番到着は気持ちのいいものです。助っ人の甲南ボーイズも大喜び。特に新入生は初めてのレースを存分に楽しめたのではないでしょうか。

レース結果は軽風の神戸祭りレースに全てを架けるスイングベルが見事なクラス優勝、2位はルパン、3位にJ−24のアップウインドとなり、カウベルは4位で惜しくも入賞ならず。しかし、全艇ファーストフィニッシュ賞の9リットルのポメリーシャンパンをいただき、良い記念になりました。

今回はイズモがコミッティー、セントエルモが修理ドック入りの中、今年のキーワードとなる漁夫の利でファーストフィニッシュ。私自身も学生の時に馬場と一緒に甲竜Y(Y−21RC)で40Ft艇を抑えてファーストフィニッシュして以来の約20年ぶりの神戸祭り1番到着。レースの後に駆けつけた甲子園でも阪神が巨人に見事な逆転勝ちを納め、嫁と娘をほったらかしにしながらとても楽しい神戸祭りの1日を過ごしました。おかげで平日は疲れ気味・・・来年こそは優勝しましょう!



クラス 1 <修正順位、着順一覧表> 第 1レ-ス スタ-ト=10:00:00 テ-ブル:1 距離: 6.50マイル
順位 着順 No 艇 名 艇 長 タイプ Rm Finish ET CT
1 4 A10 スイングベル 美藤 裕志 FAR25BB 7.50 11:48:32 6512 1033
2 3 A09 ルパン 植松 由量 TUBOI950 8.00 11:48:28 6508 1165
3 8 A14 アップウインド 浜田 紀雄 J-24 6.45 11:58:13 7093 1282
4 1 A07 カウベル 小寺 利明 DAV-34 8.70 11:47:46 6466 1292
5 7 A02 NAUGHTY BOY 森 弘 TAK-30 7.20 11:55:33 6933 1363
6 6 A19 サムシング 岡田 正弘 Y-31F 8.30 11:50:40 6640 1375
7 11 A17 ファンタジアン 橋本 基宏 J24 6.45 11:59:47 7187 1376
8 12 A16 ハングオーバー 飯塚正人 J-24 6.45 12:00:08 7208 1397
9 2 A11 ラ・オンディーナ 坂本 博 SEAM-31-2 9.00 11:48:22 6502 1400
10 5 A03 サザンブリーズ1 司宮 涼 JAN-35OD 9.20 11:50:16 6616 1553
11 13 A15 メイテイ5 小原 省吾 J-24 6.45 12:03:21 7401 1590
12 10 A18 甲龍 8 若原 弘行 YOK-30 7.20 11:59:46 7186 1616
13 14 A12 SONGOKU 岡本 隆 YA-30R 7.20 12:04:04 7444 1874
14 9 A05 マーマレード 山田 照郷 J-35 9.10 11:58:14 7094 2011
15 15 A13 HELM3 高橋 真一 YA-30R 7.20 12:11:10 7870 2300
- - A28 サスケ 藤崎 和清 YA-30R 7.20 PMS - -



クラス 2 <修正順位、着順一覧表> 第 1レ-ス スタ-ト=09:30:00 テ-ブル:1 距離: 5.20マイル
順位 着順 No 艇 名 艇 長 タイプ Rm Finish ET CT
1 1 B19 アドリブ 西垣 忠男 X-302 7.70 11:41:36 7106 2764
2 5 B30 ジュレーム 宮脇 保 JAN-30 6.70 11:55:27 7854 3273
3 3 B22 マッドスキッパー 田阪 吉平 BEN-30 7.80 11:52:35 7700 3384
4 2 B21 シーミュー 山下 泰男 Y-31F 8.00 11:37:50 7670 3396
5 4 B25 シルフィード 渡辺 生児 シーベル325 7.80 11:39:39 7779 3463
6 6 B24 楽水 井上 省三 シーベル325 7.80 12:00:09 8108 3792
7 7 B23 タブ3 西畑 俊哉 Y-32EX 6.90 12:21:38 8959 4430
8 8 B20 ミルキーウェィ 柳井 博光 Y-30S 6.60 12:07:34 9454 4847
- - B31 ビーハイム 斉藤 一生 HOR-25 6.20 DNS - -